技術記事「サーバーサイドでExcelファイルを読み書きするWebアプリケーションを作る」

開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine

CodeZine(コードジン) では、グレープシティの製品に関する記事を掲載しています。
現役エンジニアの方に、実際に製品を利用してサンプルアプリを作成する内容です。

弊社の製品担当は、機能には詳しいものの、製品を利用してアプリケーション開発をする立場ではないので、実用例を説明することが不得意です。
ユーザーだった経験を持って入社した社員も数多くいますが、利用する立場からは離れて久しくなります。

そのためCodeZineを通じて、プロフェッショナルの皆さんに製品を利用した評価記事を書いていただくようになりました。

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ComponentOne Studio の技術記事を掲載

今回、掲載を開始した記事は、ComponentOne Studio(コンポーネントワンスタジオ)の中から、 ASP.NET MVCで利用するExcelコンポーネントを対象としています。

Excel for .NET – ComponentOne Studio for ASP.NET MVC | グレープシティ コンポーネント製品


Excelコンポーネントは、Microsoft Excelを利用せずにExcelファイルの読み込みと保存や各種編集が可能になります。
Excelがインストールされていないサーバーサイドで、Excelファイルの処理を行うWebアプリに適した機能を提供するコンポーネントです。

主な機能はこのCodeZine記事にサンプルコード付で掲載されていますので、ごらんください。トライアル版での利用方法も説明されています。

「サーバーサイドでExcelファイルを読み書きするWebアプリケーションを作る:CodeZine」

記事の流れにそってサンプルを作成すると以下のようなWebアプリが完成し、リンクから各種機能を試すことができます。

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Azure Functions で動作させてみた

この記事の最終章では、サーバーレスアーキテクチャのAzure Functionsで利用したサンプルを解説しています。

Azure Functionを簡単に説明すると、クラウド上に関数として公開して利用する方法です。サーバーを設置することなく、小規模な処理を実行する機能を提供できます。たとえば実行時間単位で課金するようなサービスに活用できます。

今回のサンプルでは、Azure上のストレージサービスであるBlob(この場合はmycontainerと命名したコンテナー内)にExcelファイルをアップロードすると、それを検知して読み込み、シートを編集してBlobに保存する関数です。 これをVisual Studioで作成し、dllをAzure FunctionsにアップロードしFuncrtions Appを作成します。環境にあわせた設定をすれば、前述の機能が実現します。

これまで試したことがないことでしたので記事を参考に、サンプルをそのままビルドしてAzure Functionsにアップロードしてみました。

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テストとしてAzureポータルからBlobにExcelファイルをアップロードします。

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すぐに関数が実行され編集後のExcelがBlobの指定領域に作成されました。変換後のExcelをダウンロードし表示した結果が以下です。

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このようにクラウドサービスを利用することでサーバー側で処理した結果を提供する機能として、さまざまなアイデアを実現できます。
必要な機能を実装するためにComponentOne Studio の各コンポーネントをお役立ていただけるとうれしいです。

まずは今回紹介した記事でExcelコンポーネントをお試しください。


この他にCodeZineに掲載しているComponentOne Studioの技術記事を検索できます。
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