InputManJSロードマップ(V3J)

日本仕様の入力を細かくケアするJavaScriptライブラリ「InputManJS(インプットマンJS)」の新バージョン「V3J」が2021年1月27日(水)にリリースとなる予定です。

これに先立ち、今回の記事では追加予定の機能を一足早くご紹介いたします。

(注)
本記事は、InputManJS V3Jにおける以下の機能追加をお約束するものではありません。
現時点(2020年12月22日)の製品開発状況をもとに情報を作成しており、
実際に新バージョンへ実装される機能の一覧とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

新コントロールの追加

V3Jでは新しく4つのコントロールが利用可能になります。

電卓コントロール

クライアントサイドで高機能な電卓の表示を可能にするコントロールです。同コントロールの使用では、単独の電卓表示に加えてドロップダウン形式やポップアップ形式による表示も可能です。

ファンクションキーコントロール

ファンクションキーコントロール

InputManシリーズで高い人気を誇る「ファンクションキー」機能がInputManJSでもお使いいただけるようになります。このコントロールの利用により、「F1キー」などをはじめとするファンクションキーの押下時に、任意のプログラム処理を関連づけて動作させることができるようになります。

ソフトウェアキーボードコントロール

ソフトウェアキーボードコントロール

タブレットからの入力やセキュアな入力が求められる開発要件に最適な「ソフトウェアキーボード」を表示できるようになります。

このキーボードではキーのレイアウト変更や独自のキー表示設定など、様々なカスタマイズが可能です。また、キーのランダム表示やマウスオーバーの際にキーを非表示にするといったセキュリティ機能も豊富に備えられています。

ショートカットキーコントロール

入力内容のクリアやフォーカス移動など、様々なアクションを任意のキー操作に関連づけて実行できる「ショートカットキーコントロール」が利用可能になります。キーには、InputManJSに組み込みで用意されるアクションのほか、独自の処理を実行する「カスタムアクション」を関連づけることも可能です。

その他の新機能・機能強化

フォームデータの永続化機能

V3Jではフォームに入力したデータの永続化が可能になります。新しく追加される「GcFormPersistenceクラス」の機能を利用することで、ページ遷移やブラウザの終了といった要因に影響をうけることなく、フォームに過去の入力データを復帰できるようになります。この機能はInputManJSコントロールに入力されたデータのほか、HTMLのinput要素やselect要素、textarea要素への入力データにも使用できます。

カレンダーコントロールの機能強化

スクロール量を3ヶ月に設定した場合の例

カレンダーコントロール(GcCalendar)に新しく追加となるscrollRateプロパティの利用により、月ナビゲータ/年ナビゲータボタンによるカレンダーのスクロール量を設定できるようになります。

リストコントロールとコンボコントロールの機能強化

リストコントロール(GcListBox)とコンボコントロール(GcComboBox)が強化され、フィルタやソートの条件として独自関数を設定できるようになります。この機能を活用することで、従来よりも自由度が高く柔軟な並び替えと絞り込み処理の実装が可能になります。

プロパティのサポート

InputManJSに収録の全コントロールでプロパティの利用が可能になります。これらのプロパティを利用することで、コントロールに対する値の設定や取得処理を簡潔に記述できるようになります。

より強力になったInputManJSをお楽しみに!

以上です!ご覧のようにInputManJS V3Jでは数々の新コントロールが追加される予定となっています。より強力になってリリースされる新InputManJSに是非ともご期待ください。なお、リリース日間近には当ブログにて再度正式に「新機能紹介」をご案内いたしますので、そちらもご確認ください。

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