Excelライクな日本における、開発のコツとは? ー Toolsの杜 レポート (ランチセッションB) ー

2018年7月10日に開催した「Toolsの杜(ツールノモリ)」で、ランチセッションとして提供したグレープシティの製品紹介です。
こちらはセッションを受講したグレープシティ社員によるレポートです。


HTML5時代の業務アプリケーション開発にマッチ!
グレープシティ JavaScript製品のご紹介

f:id:GrapeCity_dev:20180718103453p:plain
HTML5の登場から約4年が経ちましたが、ここ数年でクラウドやAWSが急速に広まり、クライアント側の端末(ブラウザ)も変わってきました。
企業で利用する業務アプリケーションには「日本ならではの事情」がいくつか存在するため、ツボを押さえて開発する必要があります。豊富なサポート、導入コンサル経験に基づいた話は、筆者にとって大変参考になる内容でした。

現場を悩ませる、開発案件の「多さ」

業務アプリケーションの画面を作成する場合、ツリー表示やグラフをそれぞれ開発しなければなりません。それに加えて開発組織や部門が多くなるほど、必要な業務アプリケーションは増加します。

この状況を解決するのが「Wijmo(ウィジモ)」です。この製品には「FlexGrid(フレックスグリッド)」などのJavaScriptコントロールが40種類以上収録されていて、開発に必要な期間を大幅に短縮可能です。
また、Angular/React/Vue.jsといった先進フレームワークにも対応しており、使い続けて頂くことで、ノウハウの蓄積といった面でもメリットがあります。

セッションでは、Wijmoの採用事例として、株式会社日本プロテック 様のSilverlightからHTML5アプリケーションに移行した案件を紹介しました。

日本固有の「Excelライク」な企業風土

日本では本来Wordで作成するほうが良いと思われる文書である「仕様書」や「報告書」までもが、Excelで作られているケースが多くあります。
皆さんも、思い当たるフシはありませんか?

グレープシティのSpreadJS(スプレッドJS)に収録されたSpread.Sheets(スプレッドシート)ライブラリではExcelライクなUIが実現できるようになっており、その実行結果は一見Excelと言われても見分けがつかない程のクオリティです。
フィルタや条件付き書式、テーブルなど、従来のスプレッドシートコンポーネントでは対応が難しい機能に加え、2018年8月には新バージョンのリリースを控えており、お客様からご要望の多かったチャート(グラフ)にも対応する予定です。
機能追加により、一層現場の視点に立ったビジュアル重視のアプリケーション開発が可能になります。

日本固有のインプット

最後に紹介したのがInputManJS(インプットマンJS)です。
日本語には「漢字」「ひらがな」「カタカナ」がありますが、それぞれの入力規則やフォームを開発するのは大変ですよね?
InputManJSはそんな課題を解決するために登場した製品です。
シンプルな機能をわかりやすく説明するために、「タイピングする動きを動画にして、パワーポイントに埋め込む」という動画を利用していました。製品の特長が伝わりやすい内容になっています。動画はスライドでは再生されませんが、完全版の資料で参照できます。

なお、動画を埋め込んだ完全版の資料はこちらからダウンロードが可能です。

今後もグレープシティはJavaScript製品のラインナップ&機能を強化していく予定です。ぜひご期待ください!

\  この記事をシェアする  /