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「Xamarinを学んでみよう」 ― タガヤス その3 レポート -

2018年1月25日、仙台駅前にそびえたつアエルの「仙台市中小企業活性化センター」で、地元コミュニティ「タガヤス」のイベントが開催されました。

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タガヤスは地元で活躍する学生やエンジニアのスキル向上を目指して発足したコミュニティで、その3回目の勉強会です。
今回のテーマは「Xamarin」。地元企業であるグレープシティが担当する企画として開催しました。

最大級の寒波

ご存知のように1月第4週は、日本列島を強烈な寒波が襲い、首都圏でも積雪による交通機関のマヒが発生していました。雪についてある程度の耐性がある仙台でも、その影響から逃れることはできません。学校や企業の活動にも影響を与えることになり、開催を断念した勉強会などもあったようです。

「さて…どうする?」

降雪は見込めないにせよ、極寒の夜間に開催する勉強会に人を集めて良いものか?

悩んだ結果、1/25 AMに開催か延期かを判断することにしました。
しかし、そのことを前日に告知したところ、逆に参加希望者が増え、天候も好転したため延期の判断は必要なくなりました。 足元は悪い状態ではありましたが、交通機関もほぼ通常どおり。無事に開催できました。

「タガヤス その3」のプログラム構成

学生からベテランまで、参加者のスキルや年齢層はバラバラです。その皆さんに限られた時間でXamarinの魅力を伝えるためには構成をどうしようか?
検討した結果、Xamarin以前の前提部分を話してから概要を解説し、Xamarinで簡単なサンプルを作成する流れにしました。
プログラム構成は以下になります。

セッションタイトル 概要
Microsoftの開発環境 Visual Studioや.NET Frameworkを説明:15分
Xamarinの概要 構成やクロスプラットフォームアプリ開発の基礎:30分
Xamarinを利用したアプリ開発 データを表示するアプリのサンプルを解説:30分

この構成で持ち時間約80分。19時スタートで時間いっぱいまで使いきりました。

Microsoftの開発環境

まずは前提の説明です。
Xamarinを利用するための開発環境でもあるVisual Studioを簡単に紹介しました。最強ともいえる開発環境の魅力と手っ取り早くWindows Forms アプリを作成するデモで、"地ならし"を行いました。
通常はXamarinを利用していない担当者が登壇したことも小さいポイントです。
最後には、なぜ弊社が"Visual Studio推し"なのかも添えさせていただきました。

Xamarinの概要

そしてXamarinに入ります。
Xamarin全体のうちアプリ開発部分に絞った内容です。
アプリ開発にはXamarinネイティブとXamarin.Formsのアプローチがあり、デモはFormsを使った1つのソースでAndroid、iOSそしてUWPアプリを開発できることを説明しました。

しかし不慮の事態に見舞われ、AndroidとiOSアプリのデモをお見せすることができずUWPのみの動作でした。
清濁併せ呑むことも技術を使っていくうえで必要であることを身をもって示すデモです。予定外ではありましたが…

後半にはVisual Studio App Centerを使って説明して、アプリ開発に便利な環境が整ってきていることもXamarinの魅力であることをお伝えしました。

Xamarinを利用したアプリ開発

ラストセッションではさらに一歩進め、Xamarin.FormsのアプリでWeb APIから取得したデータを表示するまでを解説しました。
こちらはアプリのデモも無事に実行ができました。Windows PCとMacの2台持ち込んだことも良かったのでしょう。
サンプルを作った時のケースだけでなく、日ごろから自社製品を通じてXamarinと関わっている立場から見た魅力や困ったところなどを共有することができました。

とりまく環境

Xamarinを使った開発ではいたるところに壁が出現し、行く手を阻まれます。
しかし、その回避方法や豊富なサンプルが簡単に手に入ります。セッション中でも紹介しましたが、黎明期からXamarinと付き合ってきた先人達の知恵が蓄積しているので、今は取り掛かりやすい存在になったと思います。
そしてXamarinは次々に新しいことが実現するホットな分野でもあります。ワクワク感を楽しみながらXamarinを使ってみてはいかがでしょうか。

ライトニングトーク

Xamarinのセッション後は、3名の希望者によるLTが行われました。

ひとり目は、開発したスマホゲームでダウンロード数を競い合うコンテスト「DA•TE•APPS! 2018」に出品している学生です。
2月10日にプレゼンと表彰式が予定されています。

エントリーしている彼は、自分の開発したゲームアプリをプレゼンしていました。Unityで開発したパズル系のアプリです。
直接リンクは控えますが「Asterism Linker(アステリズムリンカー)」の名前で、iOS、Android各ストアに公開中です。

もうひとつは、1月27日開催の「東北デベロッパーズカンファレンス2018 〜TDC10周年記念〜」

仙台のITコミュニティの草分けの、10周年記念企画の開催告知です。
路面凍結のため、小高い山の上にある会場に向かうのは大変でしたが無事開催されました。

最後はRPA(Robotic Process Automation)のお話。
こちらは次回以降のタガヤス勉強会のテーマになるかもしれない話題です。

こうして使用期限時刻が迫り緊迫するなかで、次回への流れも見せながら無事に幕を閉じました。

タガヤス

タガヤスでは今後もさまざまなテーマでの勉強会が企画されています。 地理的に直接の参加は仙台やその周辺地域に限られてしまいますが、連携もできると思いますので地域に限定せずご注目ください。

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